葉酸サプリには色々な種類があります。細胞分裂やDNAの複写など遺伝子の形成に大きく関わる葉酸という成分は、妊活中や妊娠中の女性に限らず、老若男女すべてに必要な栄養成分です。
そのため、葉酸サプリといっても、妊活中や妊娠中の人を対象に作られているものだけではなく、妊娠とは関係ない人のために開発されているものもたくさん市場で販売されているんです。
妊活中ならマタニティ用がオススメ
安全に続けることができる葉酸サプリを選ぶなら、妊活中や妊娠中の場合にはマタニティ用と定義づけられているサプリを選ぶのが良いでしょう。
こうしたサプリは、胎児にとってマイナスとなる添加物やそのほかの成分が徹底的に排除されているものが多いですし、妊活中なら妊娠しやすい体質づくりができたり、精子や卵子の質を良くして妊娠率を高めることができるなどのメリットが期待できます。
また、不足しやすい栄養成分などが葉酸とともに含有されているものが多いので、1つのサプリで必要な栄養成分を必要な量だけ摂取できるものが多くなっています。
マタニティ用ではない葉酸サプリの場合、葉酸という成分のみが単体で含有されているサプリや、マルチビタミン剤のように健康維持のために必要な成分が配合されているものが多く、妊娠率を高めたり妊娠するために必要な成分が厳選されているというわけではありません。
妊活中には少しでも妊娠率を高めたいですし、妊娠中には元気で健康な胎児を育てたいですから、必要な栄養成分がたっぷり凝縮されているマタニティ用サプリの方が安心ですね。
モノグルタミン酸型葉酸を選ぶ
葉酸には、モノグルタミン酸型とポリグルタミン酸型という2種類の葉酸サプリがあります。
ポリグルタミン酸型の葉酸サプリは、天然というのを謳い文句にしており、いかにも体に良いようなのでこちらを誤って購入される方もいます。
しかし、ポリグルタミン酸型葉酸は吸収率が非常に悪く、飲んだ分の50%くらいしか吸収されません。
せっかく必要量飲んだつもりでも、その大半が吸収されずに排泄される事になるわけです。
一方のモノグルタミン酸型なら、すでに吸収されやすい状態ですので、85%は吸収されます。
モノグルタミン酸型の葉酸については、厚生労働省も推奨しているくらいですので、こちらを選択すればまず間違いはありません
品質や衛生管理で選ぶなら国内製造が安全
葉酸サプリはたくさんのブランドからいろいろな商品が登場しています。その中には、海外で製造されたものもありますし、個人輸入などで入手できるものもあります。
しかし妊活中や妊娠中に摂取サプリを選ぶ際には、できるだけ海外輸入品ではなく国内製造のものにこだわりたいものです。
その理由は、国内製造のものは、徹底した品質管理や衛生管理がされているため、製造過程で不純物が混じっていたり、表記されていない添加物が入っているリスクが少ないためです。
海外からの輸入品はすべてがNGというわけではありませんが、場合によっては人件費を削減するために不衛生な環境で製造されたものや、品質管理がきちんと行われていないものなどがあるかもしれません。
うっかり妊活中や妊娠中にそうしたサプリを摂取してしまうと、気づかないうちに胎児の先天異常などのトラブルを起こす原因になってしまうので、注意が必要です。
マタニティ用のサプリだからこそ、含有成分や品質管理、そして衛生管理はできるだけ信頼できるメーカーのものを選びましょう。
価格が高いから良いとは限りません
サプリはたくさんのメーカーからラインナップされていて、それぞれ価格が異なります。
安かろう悪かろうというわけではありませんし、高価なものなら必ずしも品質も優秀というわけではないので、価格だけで商品を選んだり、高いものだからと言って安心しないように気を付けたいものです。
ポイントを抑えて、安全で価格的にも妥当な商品を選びたいですね。
妊活中から妊娠中、そして卒乳するまでずっと続けたい葉酸サプリは、長く続けられるものを選ぶことも大切です。
場合によってはその後も美容健康の事を考えて継続される方も結構いらっしゃいます。現代人は野菜不足、葉酸不足の方が多いですからね。
無理をして高価なものを購入しても、長く続けることは難しいかもしれません。
リーズナブルに購入できるものでも品質が優秀なものはたくさんあるので、価格だけにとらわれることなく、含有成分や品質などで自分にとって続けやすい商品を選びましょう。
当サイトでは価格的にも妥当で安全性にも配慮した葉酸サプリを厳選して比較しています。
これから葉酸サプリを検討するという方は参考にしてみて下さい。