女性は甘いものが好き!特に妊娠中は甘いものが食べたい衝動にかられます。しかし、欲望のままに食べていてはあとあと大変なことになるということを知っておきましょう。
甘いものによるママや赤ちゃんの体に与える影響を知れば、食べたい衝動と上手く付き合えるはずですよ。
妊娠中は体や心の変化とともに、食べ物への嗜好も劇的に変化する時期です。
妊娠中は特に甘いものが無性に食べたくなる事があるのですが、 ではなぜ妊婦中に甘いものが食べたくなるのか?そして、甘いものの食べ過ぎにより母体や胎児への悪影響はあるのか?ないのか?とっても気になりますね。
それに、甘いものの食べ過ぎには、葉酸が大活躍してくれるんですよ。
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目次
妊娠中に甘いものが食べたくなる理由
妊娠前は甘い物が苦手だった人も妊娠すると急に甘い物を好むようになったりもします。
妊娠中に甘いものを食べたくなる理由として、母体から胎児へ糖分であるブドウ糖が栄養として送られるからなんです。
母体の糖分から、胎児に送られるのでお母さんは糖分が足りないと感じ、甘いものを欲しくなるのです!
特に、妊娠8か月(28~31週)あたりになると、赤ちゃんの急激な成長が進み、より多くの糖分がママの体からどんどん胎児に送られますので、より多く甘いものを欲するようになります。
甘いものが食べたくなるのは、ある意味仕方がないことなんですね。
糖分の摂り過ぎは様々な悪影響を及ぼす
しかし、糖分を取りすぎると…
過剰な糖分摂取によって気をつけなければならないのが、体重の増加と妊娠糖尿病です。
甘いものを食べ過ぎる事で、当然体重が増加しますし脂肪も増加しますよね。脂肪が増える事によるリスクとして上げられるのは陣痛が始まっても子宮口が開きにくくなってしまうことです。
その他にも代謝が悪くなる事によって内蔵機能が低し便秘等を引き起こします。また胎児も糖尿病になりやすい体質になってしまう危険性も潜んでいます。母体や胎児にとって良いことはなく、悪影響ばかりなんですよ。
いづれにしても、過度な糖分摂取は控えなければなりませんね。
甘いものの害や妊娠中の食事のとり方については過去記事で詳しく述べています。コチラをご覧ください。
⇒『赤ちゃんを育む!妊娠中の食事は必要な栄養素摂取で健康的に!』
コワイ砂糖の害
甘い物、特に白砂糖の摂り過ぎによる体への悪影響についてですが、白砂糖をはじめとする糖類を摂取すると、代謝の際にカルシウムが多量に消費されてしまいます。
カルシウム不足により妊婦さんの歯や骨がもろくなったり、イライラしたりといった症状が出たり、年齢が上がった時には骨粗しょう症になるなどの恐れがあります。
また、妊娠中のカルシウムは胎児の発育に欠かせない栄養ですので、それを奪ってしまう白砂糖は胎児の発育の妨げとなります。
その上、糖分過多は血液をドロドロにしてしまうため、赤ちゃんに酸素と栄養を運ぶ際の妨げにもなります。その結果、胎児の発育に影響し、奇形発生の有力な原因になるとも言われています。
甘いものの摂り過ぎには葉酸が最適
甘いものが悪いと解っていても、それを食べないようにするのってよほど強い意志が無いと難しいですよね。
特に甘いものが好きな方にとっては苦痛のはずです。私も甘いものは結構好きなので、我慢する辛さはよくよく理解できます。
ですので、なるべく甘いものを減らしつつも多少食べる分については、その害を相殺できるようにすれば良いんです。そこで葉酸の登場です。
葉酸は胎児の先天性異常と深く関わっており、妊娠中に葉酸を1日400μg摂ると先天性異常の発症率が約80%も下がることがわかっています。
サプリメントでの葉酸摂取を厚生労働省が呼びかけているほど母体と胎児にとって重要な栄養素なんです。
その上、葉酸は血液をサラサラにする働きがあります。甘いものの摂り過ぎで血液の流れが滞っている方には葉酸は最適なビタミンです。
カルシウムが配合された葉酸サプリなら、砂糖の代謝で失われたカルシウムの補給ができ、更に良いですね。
まとめ-甘いものと上手に付き合おう!
妊娠中に甘いものが欲しくなるのにはちゃんと理由があることがわかりましたね。でも食べ過ぎると赤ちゃんやママの体に怖いリスクが待っています。
妊婦さんが甘いものと上手に付き合うには、
ポイント1 できるだけ自然の甘味をとるようにする
甘いもの=お菓子やケーキだけではありません。おにぎりやふかし芋、ナッツやドライフルーツなどもおやつのレパートリーに加えてみてください。
ポイント2 過激なおやつはたまの息抜き程度にする
いくら赤ちゃんのためと言っても甘いものを食べたい衝動をずーっと我慢するのってさすがにストレスが溜まっちゃいますよね。ストレスは良くありません。たまには大好きなおやつを食べて息抜きをしましょう。
ポイント3 人工甘味料は極力さける
妊娠中にぜったい避けてほしいのが人工甘味料が入っている食べ物です。人工甘味料は市販されている清涼飲料水、パン、お菓子、加工食品には必ずと言っていい程使われています。
いずれの人工甘味料にもメリットを見つける事はできませんので、摂取には十分気をつける必要があります。
特に妊娠中はダイレクトに胎児に影響してしまいますから、何か品物買う際は裏面表示をシッカリ見て購入をしましょう。
「しっかり選んで手にすること」は、自分自身や生まれてくる赤ちゃんのために重要なことです。
ポイント4 葉酸で砂糖の害を中和する
甘いものは害が大きいと分かっていても、美味しいので少しは食べたいですよね。無理にガマンするのもストレスですので、摂りすぎないくらいの量で適度に食べましょう。
適度な量といっても個人差だってありますからどれくらい食べて良いのか分かりませんよね。
ですので、意識してなるべく減らしつつ、砂糖の害を相殺できる作用をもつ葉酸を摂取すると安心です。
葉酸は普段の食事から摂取するのはなかなか難しいので、サプリメントで摂取するのがオススメです。