妊娠中、出産後にも目立つ妊娠線。どうにか作らないようにしたいものです。妊娠線を作らないようにする方法はあるのでしょうか。
目次
妊娠線をつくりたくない!
妊娠中は赤紫色に腫れ、出産後はテカテカと目立つ妊娠線。「できることなら作りたくない」と全ての妊婦さんが思っていることでしょう。
妊娠により、お腹やその他の部位がどんどん大きくなるにつれ、「妊娠線」ができてしまう妊婦さんがいます。妊婦さんの8割以上の方がこの妊娠線で悩んでいると言われています。
妊娠線はどうしてできるの?
妊娠線ができるメカニズムには大きく2つの原因があります。
- 肌のターンオーバーが間に合わない場合
- ホルモンの働きでターンオーバーを抑制し過ぎている場合
肌のターンオーバーが間に合わない場合
皮膚は表面の「表皮」と、その下の「真皮」、さらに下の「皮下組織」の三層からできています。急激な変化が発生した場合に、表皮は伸びやすいので変化に対応できます。
しかし真皮や皮下組織は表皮の伸びるスピードについていけないんです。そうなると、真皮が裂けて亀裂が起こります。
ホルモンの働きでターンオーバーを抑制し過ぎている場合
妊娠中にはステロイドホルモンの分泌量が増えます。このホルモンには肌のターンオーバーを抑制させる働きがあります。ターンオーバーが抑制されると肌の再生能力が鈍る事になりますので、亀裂が起こりやすくなるというワケです。
妊娠線ができやすい人はこんな人!
妊娠線ができやすいようなコンディションや状況、タイミングなどがあります。どんな人が出来やすいのか探ってみましょう。
妊娠の状況やタイミング
- 高齢妊娠の人
- 経産婦
- 多胎妊娠
高齢になるほど、肌の水分が失われて皮膚の柔軟性も低下してしまうため、妊娠線ができやすい肌になっていきます。逆に考えると、高齢でもお肌の弾力を保ち続けていれば、妊娠線を防ぐことができる訳です。
また、初産婦かどうかでも妊娠線のできやすさに差があります。初めて出産される方を初産婦と呼ぶのに対し、既に出産経験が有って2回め以降出産される方を経産婦と呼びます。
経産婦は初産婦に比べると、お腹が大きくなりやすいので妊娠線ができやすいんです。1人目の時に大丈夫だったからと油断していると、ガッツリ妊娠線が出来るかもしれません。
多胎妊娠とは、2人以上の赤ちゃんを同時に授かる場合で、つまり双子や三つ子の場合です。当然1人の時よりもお腹は大きくなりますので妊娠線が出来やすいです。
体重変化
- 急激に体重が増加した人
- 妊娠前は痩せていた小柄な人
妊娠前痩せていたり、体重増加のスピードが早い場合です。変化が急激なため、皮膚の真皮が変化についていけなくなり、裂けて亀裂が入ってしまいます。できるだけ緩やかな体重変化が望ましいですね。
肌の状態
- アトピー体質
- 乾燥肌
肌が乾燥しやすい場合は妊娠線ができやすくなります。肌は乾燥することで潤いや柔軟性を失ってしまいますので、弾力性が低下して妊娠線が出来てしまいます。
妊娠線のでき方
妊娠線のでき方は人それぞれ。おへその上下に筋状で1本できる人、10本以上できる人、網目状だったり、稲妻のようなひび割れができる人もいます。
妊娠線のでる場所
脂肪のつきやすいところによく出ます。お腹が最もできやすく、太もも・お尻・二の腕・バストなどに妊娠線がでる人もいます。
下腹部や太ももの付け根、お尻は自分ではなかなか見えづらいため、気付いた時にはひどい状態ってことも。目の届きにくい場所もきちんとチェックしましょう。
妊娠線はいつからできる?
妊娠線は、一般的には妊娠6ヶ月頃から出始める傾向にあります。安定期に入り、食欲が増すため体重が増加しやすい時期となるので納得ですね。
妊娠線は消せるの?
残念ながら、一度できてしまった妊娠線を消すことは難しいです。産後は薄くなるものの、一度できてしまったら完全には消えないのが妊娠線です。
絶対に作りたくない!と考えている方は予防や妊娠中のケアが非常に重要です。予防法とケアの開始時期をぜひ参考にして下さい。
妊娠線を防ぐ5つの方法!
- バランスの取れた食事で、ゆっくりと体重を増加させる
- 適度な運動を行う
- 葉酸の摂取と良質な睡眠で肌のターンオーバーを正常に保つ
- 腹帯やマタニティ用ガードルでお腹を支える
- シッカリ保湿し皮膚を柔らかく保つ
バランスの取れた食事で、ゆっくりと体重を増加させる
急激な体重増加によって皮下脂肪が急増すると、皮膚の成長が追いついていきません。一日三食、バランスの取れた食事を心がけ、体重管理をシッカリ行いましょう。
適度な運動を行う
適度な運動により体重の急激な増加を抑え、皮膚の伸びをゆっくりと促すことが大切です。運動と言っても、軽いウォーキングや家事などで十分です。
また、運動をすることで気分転換になり、良いリフレッシュの時間となりますよ。良い眠りにも繋がるし、良いことばかり。体調に合わせて適度な運動を心がけましょう。
肌のターンオーバーを正常に保つ
妊娠線予防には健康でしなやかな肌をキープすることが大切です。肌のターンオーバーを正常に保つには、大きく2つの方法があります。それは、質の良い睡眠と葉酸の摂取が有効です。
質の良い睡眠
肌のターンオーバーは寝ている間に起こっています。質の良い眠りはターンオーバーを正常に保つために重要です。まずは生活驟雨感を整えるのが重要です。
生活習慣の改善にも人によっては困難な場合もありますが、そんな方には睡眠サプリの活用もオススメです。サプリなので副作用ななど無く、安心して飲む事が出来ます。
葉酸の摂取
葉酸は妊娠期に必要な栄養素としてポピュラーですが、美肌にも関与しています。葉酸は細胞の生まれ変わりに深く関わっていますので積極的に摂取して妊娠線ができない皮膚にしましょう。
⇒『妊娠中や産後ママの美容と健康に葉酸のうれしい4つの効果!』
腹帯やマタニティ用ガードルでお腹を支える
腹帯といえば安産祈願のイメージがありますが、実は、妊娠線予防に有効なんです。妊娠線が最もできやすいお腹には腹帯やマタニティ用ガードルを着用すれば、皮膚の急激な伸びを抑え、皮下組織が断裂するのを防いでくれます。
シッカリ保湿し皮膚を柔らかく保つ
肌の乾燥は妊娠線を作ってしまう大きな原因の一つです。シッカリ保湿し、皮膚を柔らかく保つことが妊娠線を予防する重要なポイントです。
妊娠線予防クリーム等でお肌ケアを始めましょう。妊娠線予防クリームをシッカリ塗り、妊婦帯や妊婦用ガードルでお腹を保護すれば、保湿状態がより長く継続し、肌を柔らかく保てます。合わせ技で保湿力アップ!
妊娠線予防クリームやマタニティ下着は、マタニティウェア専門店のスイートマミーがおすすめです。
マタニティウェアには見えないようなハイセンスなアイテムを多数取り揃えており、熊田曜子さんや小倉優子さん、モデルの美香さん、山本モナさんなど多数の芸能人にも愛用されています。
マタニティウェアだけではなく、妊娠線予防のクリームなどもこだわりの商品を販売しています。スウィートマミーの妊娠線クリームは日本製でしかも90%以上が植物由来!安心して使用できますよ。
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妊娠線ケアの開始時期は?
食事や運動での体重管理はつわりが落ち着いたら、徐々に始めましょう。保湿ケアをできるだけ早く行うことで肌が柔軟になり妊娠線を予防できます。
お腹が急激に大きくなる、出産直前の一カ月は特に妊娠線ができやすい時期。妊娠20週ごろは入念にケアを行いましょう。
まとめ ― 妊娠線を予防し、いつまでもキレイなお腹を!
妊娠により、この時期の女性の身体は短期間で劇的に変化します。赤ちゃんを迎えるための大切な変化ですが、妊娠線は作りたくないですよね。5つの予防法でしっかりケアすれば大丈夫。いつまでも綺麗なお腹をキープしましょうね!